ブラック・スワン

ブラック・スワン

まずは公式サイト
http://movies2.foxjapan.com/blackswan/
そしてウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラック・スワン
映画「ブラック・スワン」2010(アメリカ)
主演;ナタリー・ポートマン
日本ではR15+指定作品

簡潔に申しますと、『精神圧迫劇』です。
一般的にはサイコスリラーと形容するようですね。
映画「ブラック・スワン」の特異点を挙げましょう。

第1に、精神を映像化してみせたこと。
第2に、視覚化した異常性が、現実にその実感を持つ者にとってきわめてリアルであったこと。
第3に、その主演にナタリー・ポートマンを起用したこと。

この作品は精神科の分野に属すると考えます。けっしてホラーなどではあり得ない。
精神に強い圧迫を与え、観客の不安をあおる。それこそスリラー。『精神圧迫劇』なのでしょう。

個人的に申しますと、この映画を好きだとは言えません。怖いのです。それこそ作り手の意図に叶った反応なのでしょうけれども、しかたありません。だって恐いのです。
鑑賞してから1年は経ちました。それで、ようやくこうして、向き合うことにした訳です。時間が必要でした。
鑑賞している間も、鑑賞し終わった後も、恐くて気持ちが悪くて仕方がありませんでした。どうしてもこの作品を受け入れられないとまで思いました。それでも、忘れることは出来ませんでした。
どんなに目をそらそうとしていても、私の頭は考えるのです。
この作品に関わった膨大な作り手の意図、技法、カラー構成などを、です。
イメージの変遷や、コンテの構成はどうだったのだろう?精神を具現化して映像にしてしまう場合の、女優の演技は特別な物だったか?
理性とは真実にはどういうものなのだろう。
我とは真実なにものなのだろう。
精神の葛藤に意味はほんとうにあるのか。
なぜあそこまで、実感に沿って来るある場面を創造出来たのか。

この作品は『エンターテイメント』ではないと思います。
おすすめもしません。
ですが、意義ある映画作品だと結論しました。
意欲作ですね。
1枚1枚の絵だけを見るなら、美しい作品でもあります。
作品世界は全体的に(個人的には)きもちわるくて仕方ないですが、作り方としてこの映像世界は確かに美しい。
赤と黒が目に焼き付きますが、なぜだか印象に強いのは白でした。
理由はなんとなくわかっていますが、面倒な長文になりますので、別の機会にでも。

「ブラック・スワン」2010アメリカ作品でした。

『白が印象に残る理由』
理由をいくつか挙げておきます。機会がありましたら後日くわしく。
1。生物的理由
2。視覚的理由
3。光学的理由
4。物理的理由


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