エディット・ピアフ;Edith Piaf

フランスのシャンソン歌手、
エディット・ピアフ( 1915年12月19日 - 1963年10月11日)
Édith Piaf

詳細はウィキペディア等に。

日本でもファンは多く、
歌詞に対訳をつけたウェブサイトも多く公開されています。
殊に有名な曲は「愛の讃歌」でしょう。
しかし近年「エディット・ピアフ~愛の讃歌」
という映画がありましたね。
2007年の作品です。
私はこの映画を通して、初めてエディット・ピアフという歌手を認識しました。
恥ずかしながら、それまでピアフの歌唱に触れる機会が無かったのです。
「愛の讃歌」は、聴き覚えのある曲だと思いました。
素晴らしい曲である事は間違いないでしょう。
ですが、映画の最後を飾った「Non, Je ne regrette rien」には、
かなわないのではないでしょうか。

映画としても、よい作品だったと思います。
好悪は人によって分かれるでしょうが、
個人的に、私は大変うつくしい映画だと評価します。
曲を効果的に配置していたように思いましたし、
主演女優がピアフ本人にしか見えませんでした。
そうして描き出された彼女の人生があまりにも退廃的で、
「Non,Je ne regrette rien」という曲に至る、
海でインタビューを受ける場面などのイメージとのコントラストがあまりにもくっきりと浮かび上がり、それは作り手の意図が正しく働いたということなのでしょうが、強く印象を残しています。
彼女の人生の中で、果たして穏やかに満ち足りた瞬間がどれほどあったのでしょうか。
日本の美空ひばりの人生とも共通して語る事が出来ると思うのですが、
ピアフも、美空ひばりも、個人として人としての人生を振り返ったとき、本当に幸せだったのだろうかと、疑問視する声を聞く事がありました。

大きな喜びを得る物は、
同時に大きな悲しみも抱える事になるのだと。

私は思います。
きっと幸せだったと。
なぜなら、存在としてのピアフは、けして孤独ではないからです。
彼女は孤高だったかもしれません。あるいは、どん底だったとも形容出来ます。
そんな彼女を、多くの人々が見つめ続けています。今に至るまで。また、おそらくは、今よりも長く。

「エディット・ピアフ~愛の讃歌」
よい映画だと思います。
最後に、感動した曲の歌詞を。
私はフランス語を理解しませんが、
参考にさせて頂いたいくつかの対訳から、
多少ニュアンスは変わっているかもしれませんが、
記載します。


Non, Je ne regrette rien
邦題 水に流して   
対訳 いいえ、私は後悔しない

Non ! Rien de rien   Non! Je ne regrette rien
いいえ、全然 いいえ、私は何も後悔しない

Ni le bien  qu' on m'a fait  Ni le mal Tout ça m'est bien égal !
人が私にした良いことも悪いことも すべてどうでもいい

Non ! Rien de rien   Non! Je ne regrette rien 
いいえ、全然!いいえ!私は何も後悔しない

C'est payé , Balayé , Oublié , Je me fous du passé !
私は代償をすでに支払った、精算した、忘れた。もう過去は忘れた

Avec mes souvniers J' ai allumé le feu,
思い出は束にして燃やしてしまった

Mes chagrins , mes plaisirs , Je n'ai plus besoin d'eux !
今までの私の悲しみも喜びも、私にはもう必要ない

Balayés mes amours Avec leurs tremolos ,
トレモロみたいな恋の数々は精算した

Balayés pour tojours Je repars à zero
永久に精算した。ゼロからまた始めよう。

Non ! Rien de rien   Non! Je ne regrette rien
いいえ、全然! いいえ、私は何も後悔しない!

Ni le bien  qu' on m'a fait Ni le mal    Tout ça m'est bien égal !
人が私にした良いことも悪いことも すべてもうどうでもいい

Non ! Rien de rien    Non! Je ne regrette rien 
いいえ、全然! いいえ、私は何も後悔していない!

Car ma vie , Car mes joies ,
私の人生だから、私の喜びだから・・・

Aujord'hui ,   Ça commence avec toi !
今日、あなたとともに始めよう



ピアフのウィキペディア
エディット・ピアフ~愛の讃歌~
水に流して

シャンソンの祭典「パリ祭」のHPにて、
パリ祭余話としてピアフについて解説されています。
パリ祭


シャンソンの世界
愛の讃歌
言語学のお散歩
「フランス語に奮闘中」様

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